さや
2022.11.16 UP
学校の外には、どんな世界が広がっているんだろう?/”問い”を育む 高校生たちの物語。 #26
2022.11.15 UP
「”問い”を育む 高校生たちの物語。」は、カタリバオンライン for Teensで出会った全国の高校生の「未来」と「探究」を応援するインタビュー企画。
日常の小さな疑問や違和感、純粋な好奇心や”好き”から、迷いながら一歩ずつ「マイストーリー」を歩む高校生を紹介します。
のりちゃんプロフィール
高校2年、神奈川県在住。 |
もっと世界を広げたい!知的好奇心が活動の源泉。
Q:今取り組んでいる探究活動/マイプロジェクトについて教えてください
私がいま力を注いでいる活動は二つあります。
一つは、「みらいのガッコウ」という高校生団体で、どこのどんな高校生であっても「欲しい学びを選択・追求できる」仕組みを作っています。立上げ人である大学1年生のちえりさんと私の二人で運営しているのですが、地域や学校・先生によって「授業の質」にバラつきがあり、高校生が学びたいことを学べていない現状に課題感を抱いています。具体的には、全国の高校生から理想とする授業のテーマを募集し、私たちが企画してオンラインで届ける、という仕組みです。9月には、ドキュメンタリー映画を見ながら校則に対する考えを深める授業を行いました。
もう一つは、一般社団法人NELDという横須賀を拠点にした地域団体での活動です。私は運営ではなくスキリング生として参画しているのですが、地元・横須賀市の活性化を目的に、商店街を盛上げるイベントのお手伝いをしています。ちょうど10月に、商店街で開催されたお祭りでスタンプラリーの受付をしました。元々横須賀市は人口減少が著しく、商店街からどんどん人がいなくなっているのが現状です。そんな現状を少しでも盛上げようと開催したお祭りでしたが、子どもたちが笑いながら商店街で遊んでいたり、地元の人が談笑しながら屋台ご飯を食べたりする姿を見て、改めて地元の温かさに感動しました。これから、もっと地元を盛り上げていけるようになりたいです。
▲商店街を舞台にしたお祭りにて、ウォークラリーの景品抽選会を運営!
Q:なぜこれらの活動に取り組もうと思ったのですか
最初のきっかけは、「行動するしかない!」という興味本位と好奇心でした。団体の活動内容に関心はあったのですが、明確な目標や目的が決まっているわけではありませんでした。
たしかに、小さい頃から好奇心旺盛なタイプではあったのですが、高校生になってより活発になった気がします。中学生まではすごく校則が厳しく、学校だけが自分の世界でした。ただそんな中参加したオンラインイベントで、「世の中にはこんなに色々な人がいるんだ」と知ることができ、もっと世界を知りたい・色んな人に出会いたい、という欲求がむくむくと湧いてきました。そこで、高校は校則がほとんどない自由で開放的な所を選び、今こうして、もっとチャレンジしていきたい、という気持ちを素直に表現できるようになりました。
あともう一つ加えるとすると、どちらの団体にも「尊敬する人」がいたのも大きいです。いわゆる学歴や社会の地位・決まりといった目に見えるものに縛られず、自分のやりたいことを突き詰めている人は、生きていてとても楽しそうですよね。私もそんなイキイキした大人になりたい、そんな人の元で学んでみたい、と思い団体での活動に飛び込みました。
人との出会いや新たな経験こそが、私を形作っていく機会。
Q:探究活動/マイプロジェクトを通じて、どんな学びや変化がありましたか
自分とは全く違う考え・見方を持っている人がいる、ということを学びました。
たとえ同じ団体で運営メンバーとして活動していても、やっぱり育ってきた背景や培ってきた価値観が違うので、意見が対立することもあります。ただ、そういう時が一番面白い。異なる考えを持っている人の話を聞いて、自分の考えも伝えて、お互いを知り合っていく時間が何よりも楽しくて刺激的です。
もちろん、苦しいこともめっちゃあります!
運営メンバーだったら時間をかけて話していくことで解決できることも、イベント時だとそうはいきません。この間開催した「みらいのガッコウ」のイベントで司会を務めたのですが、初めて会う参加者を前に、うまく回せないし言葉も出てこない。参加者の発言も上手く拾えないし、すごく難しいと感じました。
そんな苦い経験があったので、ファシリテーションやプレゼンについて学びたいと思い、カタリバオンラインのプログラムに参加しました。
Q:これからどんなことにチャレンジしていきたいですか
引き続き、「尊敬できる人探し」をやっていきたいです。活動する中で色々な尊敬できる人を見つけているけれど、私が見ているのは日本のほんの一部です。文化も宗教も異なる世界に出ていくことで、私がまだまだ知らないことに触れたり、色々な考えを持っている人に会ったりして、視野を広げていきたいと思っています。
そのためにも、まだ時期は決めていないけれど海外留学はしたいです。現地の人と話をすることは、視野が広がるだけでなく私自身の考えを確立していくことにも繋がります。
沢山の問題が山積みになっている社会だからこそ、私自身が自分の世界を拡げて色んな考えを吸収することで、将来に不安や悩みを抱えている子どもたちに「焦らなくていいんだよ」って伝え、助けになれる存在になってきたいと思っています。
カタリバオンラインには、学校とは違う刺激や出会いがある。
Q:今回カタリバオンライン for Teensに参加した理由を教えてください
最初にカタリバオンラインを知ったのは、Instagramの広告です。SDGsやファシリテーションのプログラム紹介が流れてきて、めっちゃカッコいい!しかも面白そう!と思い参加しました。
ちょうど、自分が主催したイベントでうまくファシリテーションできなかった…と反省していた時だったので、タイミングもピッタリでした。
Q:カタリバオンライン for Teensに参加してどうでしたか
とにかく楽しかったです。
参加前は、自分の発言が間違っていたらどうしよう…と不安もあったのですが、実際に参加してみると、どんな事を発言しても自分を肯定してくれる空間でした。また、同じプログラムに参加している全国の高校生との出会いも、「こんな人がいるんだ」と刺激をもらえました。学校外で色々な団体に所属はしているものの、話をするのはほぼ学校の同級生ですからね。
プログラムを通した学びも大きかったです。
プレゼンテーションスキルでは、「相手を意識した伝え方」を学びました。私はどちらかというと、自分が伝えたいことをばーっと話すタイプだったのですが、相手によって伝え方を変えていかないと、伝えたいことも伝わらないと知り、今後の活動に影響する大きな気づきでした。
Q:最後に全国の高校生へメッセージをお願いします!
学校の外に、一歩出てみましょう!
私たち高校生は、学校が毎日通う場所になっているので「学校しか世界がない」と思いがちです。けれど、一歩学校から出てみることで、「こんな大人がいるんだ、こんな同世代もいるんだ」と新しい発見ができます。学校という世界に引きこもらず、ぜひ違う世界もあるということを、皆さんには伝えたいです。
Teens会員の高校生持ち込み企画「あなたの悩み、『はなしてみよう』。~今、話したいことはなんですか?~」(11/29実施)
2022.11.14 UP
「今行き詰まっていて悩んでいること」「誰かと共有したいという気持ち」を、実際に「はなしてみよう」というプログラムです。
溜め込んでいることはありませんか。
友達だから、近しい人だからこそ、言えない。
「進路とか将来が分からない」「やりたいことが見つからない」「周りには夢中になっているものがあるのに、自分にはない」…
疲れたなあとか、ちょっと休みたいなあとか、やってみたいことはあるけど絶対家族が心配するだろうなあとか。
そんな、悩んでいること、行き詰まっていることを、画面オフで話してみませんか。共有してみませんか。
きっとその気持ちを抱いているのは、あなただけではないはず。
オンラインで集い、みんなで「はなす」ことで、ちょっと前向きになれる(かもしれない)ワークショップです。
こんな人にオススメ
- 悩んでいることがある人
- 一人で行き詰まっている人
- みんなで考えたいことがある人
スケジュール
1日単発のプログラムです。
開催日時: 11/29(火)20:00-21:30
- 自己紹介、流れの説明
- 「はなす」のデモンストレーション
- 今の胸の内、画面オフで言葉にしてみよう
- 振り返り、まとめ流れの説明
学べること
- 一人じゃない!ということ
- 心の中のモヤモヤを、実際に口に出す経験
事前準備
- パソコンまたはタブレット(画面オン・マイクオンで参加できる環境での参加を推奨)
- zoomを使えるようにしておいてください。(カメラ/マイクオンでご参加ください)画面オフで話す時間があるため、マイク・リアクションボタンを使える状態でご参加下さい。
- ワークショップ中、話したいことを、事前に考えてきて下さい。
- 準備が不安な場合は、会員用公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。
Teens会員の高校生持ち込み企画「あなたの悩み、『はなしてみよう』。~今、話したいことはなんですか?~」(11/29実施)
2022.11.14 UP
「今行き詰まっていて悩んでいること」「誰かと共有したいという気持ち」を、実際に「はなしてみよう」というプログラムです。
溜め込んでいることはありませんか。
友達だから、近しい人だからこそ、言えない。
「進路とか将来が分からない」「やりたいことが見つからない」「周りには夢中になっているものがあるのに、自分にはない」…
疲れたなあとか、ちょっと休みたいなあとか、やってみたいことはあるけど絶対家族が心配するだろうなあとか。
そんな、悩んでいること、行き詰まっていることを、画面オフで話してみませんか。共有してみませんか。
きっとその気持ちを抱いているのは、あなただけではないはず。
オンラインで集い、みんなで「はなす」ことで、ちょっと前向きになれる(かもしれない)ワークショップです。
こんな人にオススメ
- 悩んでいることがある人
- 一人で行き詰まっている人
- みんなで考えたいことがある人
スケジュール
1日単発のプログラムです。
開催日時: 11/29(火)20:00-21:30
- 自己紹介、流れの説明
- 「はなす」のデモンストレーション
- 今の胸の内、画面オフで言葉にしてみよう
- 振り返り、まとめ流れの説明
学べること
- 一人じゃない!ということ
- 心の中のモヤモヤを、実際に口に出す経験
事前準備
- パソコンまたはタブレット(画面オン・マイクオンで参加できる環境での参加を推奨)
- zoomを使えるようにしておいてください。(カメラ/マイクオンでご参加ください)画面オフで話す時間があるため、マイク・リアクションボタンを使える状態でご参加下さい。
- ワークショップ中、話したいことを、事前に考えてきて下さい。
- 準備が不安な場合は、会員用公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。
探究ゼミ「グローバル×異文化コミュニケーション編」(11/28実施)
2022.11.12 UP
世界で活躍するために必要な”異文化コミュニケーション”について学び、今からできることを一緒に考えましょう!
このプログラムは、将来世界で活躍したい!いつかグローバルに仕事をしたい!漠然とだけど海外に興味がある!という想いを持った皆さんと一緒にグローバルで活躍するために必要な”異文化コミュニケーションのキホン”について学んでいきます。
「そもそも日本人のコミュニケーションの癖ってなんだろう?」
「海外の国の価値観やコミュニケーションの特徴ってどんなものがあるだろう?」
「グローバルにおいてどんなことを意識するとうまく会話できるのだろうか?」
「日本にいても何かできることはあるのだろうか?」
このような海外で活躍する前提、基本となる”コミュニケーション”について一緒に考えながら解決していきます。
将来の大きな夢の実現に向けた第一歩を一緒に踏み出していきましょう。
こんな人にオススメ
- 将来海外で活躍したい!と思っている人(まだ漠然としてても全然OK!)
- グローバル人材になるために必要なスキルを知りたい人
- 海外に興味関心のある全国の高校生と対話したい人
スケジュール
1回完結型のプログラムです。
開催日時: 11/28(月)20:00-21:30
- 参加者自己紹介
- 日本人のコミュニケーションの特徴とは?
- 文化の多様性や価値観の違いを体感する
- 今からできる”異文化コミュニケーション”のヒントを考える
- 学びの振り返り
学べること
- 世界で活躍するためのコミュニケーションのヒント
- 様々な国・地域による文化・価値観の違い
- 異文化コミュニケーション力を高めるために今からできること
事前準備
- zoomを使えるようにしておいてください。(カメラ/マイクオンでご参加ください)
- 準備が不安な場合は、会員用公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。
主体性を発揮できる環境づくりとは?/”問い”を育む 高校生たちの物語。 #25
2022.11.12 UP
「”問い”を育む 高校生たちの物語。」は、カタリバオンライン for Teensで出会った全国の高校生の「未来」と「探究」を応援するインタビュー企画。
日常の小さな疑問や違和感、純粋な好奇心や”好き”から、迷いながら一歩ずつ「マイストーリー」を歩む高校生を紹介します。
よねさんプロフィール
高校3年、北海道在住。 |
一人ひとりが最大のパフォーマンスを発揮するために必要なことってなんだろう?
Q:今取り組んでいる探究活動/マイプロジェクトについて教えてください
「”成長したい・変わりたい”と思っているけれど二の足を踏んでいる人に“自由”を届ける」ことをテーマに、今は色々なイベントに参加してヒントを得て、起業していくためのアイディアを練っています。中学1年から5年間部活漬けだったので、引退して今ちょうど活動のスタート地点に立つことができました。
カタリバオンライン for Teensに参加している高校生は、学校の授業や個人的な地元での活動を通して探究を進めている印象が強いのですが、私は部活を通して人との関わり方やチームのつくり方を学び、今後やっていきたいテーマを見つけていった気がします。「やるならとことん上を目指したい」という志向が強いので、5年間ハンドボール部でキャプテンを務め上げた後、こうして自由な時間を使って好きなこと・やりたいテーマに触れられるのが、本当に楽しくワクワクしています。
Q:「自由を届ける」ことに興味を持ち始めたきっかけは何ですか
このテーマに行きついたのは、ハンドボール部でのキャプテンの経験が大きく影響しています。自分たちの部活は、監督からの指示や昔から引き継がれている暗黙のルールをしっかりと守りながらプレーするスタイルでした。
もちろん、ルールを守ったからこそ得られた勝利もあったと思うのですが、引退後にフリースタイルで仲間とプレーをしていると、なぜかプレー中の相互の声掛けが多く表現豊かになり、パフォーマンスが圧倒的に向上していました。
キャプテンである自分がいなくても主体的に動くチームを作り上げたい、と思い携わってきたものの、引退前最後の試合で一次敗退してしまいとても悔しい思いをしたため、この変化には驚きました。
この出来事から、「人は縛られるのではなく“自由”がある時こそ主体性を発揮するのではないか?」と感じました。
目指している方向に向けて行動していくことが成長に繋がると思いますが、監督や仲間からのプレッシャー、守らないといけない決まり事によって縛られてしまうと、なかなか行動できません。
現に、部活を引退して自由時間を得た今、かなりストレスフリーにやりたいことに集中出来ていると思います。
このような経験から、私は今後も「主体性を発揮できる自由な環境づくり」をテーマにしていきたいと思っています。
▲ハンドボール部での様子
「何事も楽しんでみる」ことで得られたチャンスと、気づき。
Q:探究活動/マイプロジェクトを通じて、どんな学びや変化がありましたか
一番自分を成長させてくれたのは、「何事も楽しむ」心構えを持つことです。
私はハンドボール部のキャプテンだけでなく、選挙管理委員会の委員長も務めていましたが、あらゆる活動に対して「これって意味ある?」と懐疑的になる同級生がいます。気持ちも分からなくはないのですが、せっかくやるなら面白がろうよ、と思ってしまう自分もいました。
一つひとつに興味をもって向き合うことで、今まで知らなかったことが分かるようになったり、元々興味のあった分野との繋がりを発見でき、自分の世界が広がる実感を得られるからです。
キャプテンも委員長も、声をかけられた際は引き受けるかどうかを悩んだのですが、「ここから得られることは何だろう」「もっと上に行くにはどうしたらいいんだろう」と考えながらメンバーと接したり、チームづくりに携わったことで、「主体性が発揮できる環境づくり」の重要性に気づくことができました。
Q:これからどんなことにチャレンジしていきたいですか
今後は「主体性が発揮される自由な環境づくり」をテーマに、大学で経営学や情報学を学び、社会にはびこる不自由さを解消していきたいです。
繰り返しになりますが、どれだけ本人が「やりたい・やってみたい」と意欲を持っていたとしても、自由に動ける環境がないと主体性は発揮できないと思っています。
恐らくこの構造は高校生だけでなく社会人にも共通していると思っていて、将来的には起業をし、ICTを活用した時間効率化のプロダクト・サービス開発に携わりたいです。そして一人ひとりが自分の自由な時間を確保することができ、結果としてやりたいことに挑戦できるようになったらいいなと思います。
参加者の熱量に驚いた!話を聞いているだけで楽しい時間。
Q:今回カタリバオンライン for Teensに参加した理由を教えてください
最初にカタリバオンライン for Teensを目にしたのは、Instagramの広告でした。「高校生のうちに身に着けたいスキル6選」を見て、面白そう!なんかカッコいい!と思い登録したのを覚えています。
数ある講座の中でも「ライティングスキル」を最初に選択したのは、大学進学に向けた志望理由書を書く上で自分の考えを整理できるようになりたかったからです。また、SNS発信の際に短い文章で言いたいことを伝えられるようになりたいとも思ってました。
とはいえこの他にも今後の活動に役立つと思い、「プレゼンテーション」や「イベント企画」「ファシリテーションスキル」と、週5日ペースでプログラムに参加しました。
Q:カタリバオンライン for Teensに参加してどうでしたか
まず、参加者全員が主体的に参加していたことに驚きました。学校では受動的な姿勢の人が多いですが、Teensのプログラムに参加していた人は、みんなやりたいことや熱量があって、話を聞いていてとても楽しかったです。
また多くのプログラムに参加する中で印象的だったのは、「Whyの深掘り」という言葉でした。ライティングでもプレゼンテーションでも共通して強調されていて、実際にやってみるとすごく難しい。けれど、最初にぽんぽん出てきたアイディアで留めず、さらに何回も深めてみると、初期の自分には出せなかった視点が出てきて新しい発見に繋がりました。
Q:最後に全国の高校生へメッセージをお願いします!
「成長したい」と思えるような目標を見つけるためにも、「やりたい・やってみたい」と思うことがあれば、無駄でもいいので、好奇心をもってチャレンジしてほしいです。
やってみないと得意かどうかは分かりませんし、やっていく中で、本当に目指したい目標が定まったり、成長感を得られたりすると思います。
探究ゼミ「グローバル×異文化コミュニケーション編」(11/28実施)
2022.11.12 UP
世界で活躍するために必要な”異文化コミュニケーション”について学び、今からできることを一緒に考えましょう!
このプログラムは、将来世界で活躍したい!いつかグローバルに仕事をしたい!漠然とだけど海外に興味がある!という想いを持った皆さんと一緒にグローバルで活躍するために必要な”異文化コミュニケーションのキホン”について学んでいきます。
「そもそも日本人のコミュニケーションの癖ってなんだろう?」
「海外の国の価値観やコミュニケーションの特徴ってどんなものがあるだろう?」
「グローバルにおいてどんなことを意識するとうまく会話できるのだろうか?」
「日本にいても何かできることはあるのだろうか?」
このような海外で活躍する前提、基本となる”コミュニケーション”について一緒に考えながら解決していきます。
将来の大きな夢の実現に向けた第一歩を一緒に踏み出していきましょう。
こんな人にオススメ
- 将来海外で活躍したい!と思っている人(まだ漠然としてても全然OK!)
- グローバル人材になるために必要なスキルを知りたい人
- 海外に興味関心のある全国の高校生と対話したい人
スケジュール
1回完結型のプログラムです。
開催日時: 11/28(月)20:00-21:30
- 参加者自己紹介
- 日本人のコミュニケーションの特徴とは?
- 文化の多様性や価値観の違いを体感する
- 今からできる”異文化コミュニケーション”のヒントを考える
- 学びの振り返り
学べること
- 世界で活躍するためのコミュニケーションのヒント
- 様々な国・地域による文化・価値観の違い
- 異文化コミュニケーション力を高めるために今からできること
事前準備
- zoomを使えるようにしておいてください。(カメラ/マイクオンでご参加ください)
- 準備が不安な場合は、会員用公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。
シト
2022.11.12 UP
やりたいことは1つに絞らないといけないの?/”問い”を育む 高校生たちの物語。 #24
2022.11.10 UP
「”問い”を育む 高校生たちの物語。」は、カタリバオンライン for Teensで出会った全国の高校生の「未来」と「探究」を応援するインタビュー企画。
日常の小さな疑問や違和感、純粋な好奇心や”好き”から、迷いながら一歩ずつ「マイストーリー」を歩む高校生を紹介します。
りむさんプロフィール
高校2年、千葉県在住 |
どんどん外に出る。得意なことを伸ばし、苦手なことを克服するために。
Q:今取り組んでいる探究活動/マイプロジェクトについて教えてください
正直、1つのテーマに絞って活動はしていないです。
学校外のイベントに積極的に参加する、どんどん外に出て人と出会うなど、今は自分の得意なことを伸ばしたり、苦手なことを克服したりするために、挑戦を続けています。
今回参加したカタリバオンラインもそうですし、企業経営系のプレゼンイベントやキャリア甲子園など様々なイベントに参加しました。最終的には参加できなかったのですが、会津サマースクールなども含め、本当に多くの機会があると思っているので、これからどんどん自分なりにチャレンジをしていきたいです。
▲カタリバオンラインのプログラムで作ったスライド
Q:りむさんが「外でのチャレンジ」に一歩踏み出そうと思ったきっかけは何ですか
周りの人たちの影響が一番大きいです。
学校のホームルームで先生から、他の生徒がキャリア甲子園やプレゼン甲子園で活躍している話を聞いたり、大学の研究プログラムに参加していることを耳にして、「自分もやらなきゃ!」と思ったのがきっかけです。
最初は周りの生徒の影響でしたが、単純に外の活動が楽しかったですし、自分の成長のために役に立つと思い、そこからはどんどん自分でも調べて動くようになりました。
また、学校でもグループで探究活動をしているのですが、グループで沈黙になることが多く、なんとかしたいなという思いがありました。その意味でも自分がどうしたらリーダーシップを取れるか、グループの活動を上手く進められるか、ということも課題意識としてあり、もっとできるようになりたいと感じていました。
人の目を気にせず、自分の考えを発信する。アイデアをカタチにする。
Q:探究活動/マイプロジェクトを通じて、どんな学びや変化がありましたか
一番は、人の目を気にしなくなったことです。
会話することは好きなのですが、自分も人見知りだと思っていました。他人の目が気になるし、話しかけたらどう思われるか怖さもありましたが、外で活動をするようになって自分から発言できるようになりました。
初対面の人でも会話して仲良くなれると楽しいし、課外活動でお互いにフィードバックをし合うこともあるのですが、自分の伝えたことが相手に役に立っていることも知りました。
そこからは学校のグループディスカッションでも積極的に発言したり、ファシリテーターをするようになりました。誰かがやらないと進まないと思うし、その役割を自分が担っていることにやりがいを感じます。
Q:これからどんなことにチャレンジしていきたいですか
引き続き、新しいことにどんどん挑戦していきたいです。
自分で見つけたことだけでなく、与えられたこと、興味のないこと、やったことがないことなど、制限することなく、チャレンジしたいです。
何より、自分の考えていることを表に出すことを大事にしたいです。
大人になっても1つに絞るのではなく、様々な仕事に携わりたいと考えてます。
その中で、「自分のアイデアをカタチにしたい」ということが根底にあります。
小学生の時から、ゼロから何かを作るのが楽しく、人が思いつかないアイデアを考えることが自分の強みだと思っています。小学校の時のレクリエーション企画、中学生の時に給食時の校内放送でクラシック音楽しか流してはダメというルールを壊してみんなを楽しませた経験、クイズ企画を考案したこと、などが自分の原体験になっている気がします。
将来は、飲食店やカフェを経営する、テレビの企画をする、執筆活動をする、など本当にやりたいことがたくさんあります。やりたいことはできるだけやりたいと思ってるので、そのための準備を少しずつしていきたいです。
カタリバオンラインは刺激と活力をもらえる場所。
Q:今回カタリバオンライン for Teensに参加した理由を教えてください
インターネットで検索して、カタリバオンラインを見つけました。
”高校生” “校外” “イベント”のようなキーワードで検索して、カタリバオンラインのプログラムを発見し、すぐに登録しました。
その後、7個ぐらいのプログラムに参加しているのですが、最初は学校でプレゼンをしないといけなかったので、「プレゼンテーションスキル」のプログラムに申込みました。
Q:カタリバオンライン for Teensに参加してどうでしたか
勢いで登録したのですが、正直最初は緊張と不安がありました。
それでも、大学生キャストの皆さんが優しく、話をしやすい場を作ってくれるので安心でした。自分が作ったスライドのことを褒めてもらい、学校だとわざわざ「良いね」と言われることも少ないので、その言葉だけでもモチベーションが上がりました。
同じ高校生がワークショップを企画する「高校生企画」にも参加したのも楽しかったです。「政治」をテーマにしたワークショップだったのですが、最初のアイスブレイクから面白く、政治に対するイメージの共有、RPG風のワークなど本当に内容が濃かったです。
時間が経つのもあっという間で、同世代の高校生がやっていることにもビックリしましたが、自分ができないことをやっている高校生を見ると活力になります。
カタリバオンラインに参加してる高校生は、積極的な子が多く、自分にやる気を与えてくれる場所だと感じてます。みんなやりたいことや考えていることがあって面白いし、刺激をもらっています。
Q:最後に全国の高校生へメッセージをお願いします!
自分の座右の銘は「物は試し」です。軽い気持ちでとりあえずやってみよう!というのは本当にいいことだと感じています。もしかすると失敗することもあるかもしれないけれど、後のことは考えなくていいと思います。そこから何かを学んで、また次に繋げていければと良いと考えてます。