私が初めてメイクをした日の話|TCPライティングコース受講者課題
2021.08.28 UP
私がメイクを始めたのは中学2年生、14歳の頃。
周りの友だちがみんな赤いリップやキラキラのアイシャドウをつけて遊びに行く、ちょうど韓国メイクが流行りはじめていた頃でした。
その頃の私はというとメイクに多少興味を持っていましたが、なんだかまだ早い感じもしていていました。しかし友だちと遊ぶ時に私だけメイクをしていないことがみんなから遅れているように見えたので、みんなに合わせるためのメイクを始めたのです。
少ないお小遣いで必死にコスメを買ったり、ファンデーションやパウダーを顔に塗りたくったりする日々。そんななんの知識もないままメイクを始めた私に残ったのは、肌荒れやニキビが目立つようになった顔、さらにコスメを買うためにお小遣いを散財してほぼ空っぽになった財布という最悪な結果でした。
一度は最悪だと思ったメイク。しかし今の私は、メイクに楽しさを感じています。なんなら自分の自信につながるものになるとも思っています。
私が思うメイクで一番大切なこと
私がメイクを楽しめるようになったのは「メイクは周りに流されてやるものじゃない」「流行だとかみんながしてるからしなきゃと焦る必要はない」「メイクをする理由は人それぞれで全然大丈夫」と気づけたからです。
例えばメイクをする理由1つとっても、「可愛くなりたいからメイクをする」とか「今日は自分の気分をあげたいから自分の好きな色を使ってメイクをする」とか、人それぞれではないでしょうか。その人やその時の気分によって変わるメイクに正解はないのです。
とはいえメイク始め方や調べ方が分からない人もいると思います。そこで私なりのメイクの始め方や無理なく続ける方法についてまとめてみました。
初めてメイクをする時に必要なこと
初めてメイクをする時に必要なことは「メイクの基礎について調べること」。ただこれだけです。「コスメを買わなきゃ!」と売り場へ行く前に、まずはインターネットやYouTubeを使って調べてみることをオススメします。「メイク 基礎」や「メイク 初心者 必要なもの」と検索してみると、たくさんのコスメが出てくるはずです。
ただ数が多すぎて、どんなコスメが必要なのかを見つけるのも難しいところ。そんな悩みを解消してくれるアプリがあります。国内最大級のコスメ口コミアプリ「LIPS」です。
使い方はとても簡単。ネットで調べて気になっているコスメを検索バーに入力すれば、その詳しい情報が出てきます。また日々更新されるランキングを見れば、人気のコスメも一目で分かります。さらに有名なモデルさんやインフルエンサーの方も使っているアプリなので、「このモデルさんの雰囲気になりたい」「好きなインフルエンサーさんと同じコスメが欲しいな」と思ったら、すぐに真似したり参考にしたりできるのです。また自分が気になる、自分に必要なコスメを探すのはもちろん具体的な使い方も見られるので、初めてのメイクにうってつけのアプリだと思います。
他にもメイク初心者さんにオススメなのはYouTubeです。最近ではその月に発売されたばかりのコスメをレビューしたり、「〇〇風メイクしてみた」などメイクの手順を動画で紹介したりする美容YouTuberの方もたくさんいます。特にコスメの使い方やメイクの手順は、YouTubeなら動画で確認できるのでわかりやすいでしょう。
メイクをする時に注意して欲しいこと
またメイクを楽しむために、私が気を付けている2つのポイントも紹介します。
- 最初から飛ばし過ぎない
- クレンジングとスキンケアをしっかりすること
①の「最初から飛ばし過ぎない」は、私が初めてメイクをした時に後悔した経験そのものです。そのコスメがどんなにかわいくても流行っていても、その時の自分に必ずしも必要でなければ無理に購入せず、自分の財布と相談することが大切です。勢いで買ったコスメは、案外使わなかったなんてことも珍しくありません。またコスメには消費期限があります。その期限を過ぎると肌荒れなどのトラブルに繋がるので、やはりその時の自分に必要なものを買うようにしましょう。
そしてクレンジングとスキンケアは、基本のきです。メイクをしたまま寝たり、めんどくさいからスキンケアをサボったりするのは一番よくありません。本来メイクは、肌にとってストレスのかかる行為。だからこそ1日の終わりに汚れをしっかり落とし保湿をしっかりすることで、肌を労わる必要があるのです。きちんと整った肌の方がメイクのノリもいいので、クレンジングとスキンケアにもきちんと力を入れましょう。もちろん肌のお手入れコスメも自分の肌に合うものを選びましょう!
最後に
私はこれまで失敗もしながらいろんなコスメを手に取り、自分なりに楽しむ方法を見つけてきました。だからこそ、メイクが楽しいと思えるようになったのです。
ただ「メイクはしなくてはならないもの」とは思っていません。メイクをしたくないのに無理をしたり、周りが始めたからと焦ったりする必要はないと思っています。そのままの自分でも全然大丈夫です。もちろん毎日メイクをしなければならないなんてルールも、なんなら男性がメイクをするのはダメなんてルールもありません。メイクは自分の好きなように楽しめばいいのです。
ただ世の中には、「学生がメイクなんて早い」「大人にもなってメイクをしてないのはマナー違反」「そのメイクはあなたに合っていないからやめた方がいい」と言う人もいます。
「うるせーーーー!!!」
そんな人と出会った時はこの一言を心の中で唱え、自分のなりたい姿を貫き通しましょう!そのまま自分も、なりたいを貫く自分も十分素敵だと私は思っています。
私はただのコスメが好きなポジティブガールです。今回紹介したメイクの始め方も気を付けるポイントも、我流です。メイクには正解はありません。人によって意見が違います。メイクを始めていく中で、何を信用していいのか迷うことも出てくるかもしれません。その時は、自分のメイクルールを作っちゃえば大丈夫! たくさん調べた情報の中から、自分と相性がいい、いいなと思える理想のメイクを極めていきましょう!
(執筆:8月期TCPライティングコース|高3・はるさん)
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はじめてでも安心!Zoomの使い方を知ろう
2021.08.25 UP
はじめに
カタリバオンライン for Teensを活用するにあたって、避けては通れない道…そう、Web会議ツールの「Zoom」です。コロナ禍でなかなか人との対面で会うことが難しい状況の中、オンラインで顔を見合わせてコミュニケーションが取れる、非常に便利なツールですよね!距離が離れていて普段は会えない人とも気軽に話せる点も魅力的です!
カタリバオンライン for Teensではこの「Zoom」を利用して、各プログラムを運営しています。しかし、「使ったことがないから、ちょっぴり不安…」「使い方が難しそう…」「スマートフォンからでも使えるのかな?」と不安や疑問を感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、基本的なZoomの使い方を解説します。
Zoomってなに?
まず、Zoom超初心者の方へ。
「Zoomってそもそもどんなものだろう?」という疑問が浮かびますよね!
そんなあなたは最初に下記のURLにアクセスしてみましょう。
Zoomって何? 参加するには、どうすればいいの? | オンライン化であなたのビジネスを革新する / ZOOMアカデミージャパン (zoomy.info)
似たような他のアプリとの違いなどもお分かりいただけると思います!目次はこちら!(HPより抜粋)
- Zoomって何?
- ZoomとSkypeってどう違う?
- パソコンでZoomミーティングに参加するには何が必要?
- 初めてZoomミーティングに参加するには?
- 2回目以降、Zoomに参加するには?
- セミナーやミーティングを主催するには?
Zoomの使い方
続いて、本題であるZoomの使い方について説明していきます。
非常に分かりやすくまとめてある動画があるので、下記のURLにアクセスしてみましょう。
(104) 【初心者向け】一番カンタンなZoomミーティング参加方法と使い方(参加者の基礎編) – YouTube
約9分間でZoomの使い方が理解できます。慣れてきたら、動画を見返さずとも簡単に利用できるようになるので、まずはZoomを使ってみることをオススメします!
不安な人向けにサポートしています
いかがでしたか?Zoomの使い方についてはこれでバッチリなはず!
とはいえ、まだ不安が残る人もいると思います。そんな人は是非、各プログラム開始時間の【10分前】にZoomに入室してみてください!運営キャストが、Zoomに関して分からなかった点や不安な点を一緒に解決していきます!
「Zoomへの入室方法から分からなくなってしまった…」ということであれば、カタリバオンライン for Teensの公式LINE、もしくは公式メールまでお気軽にお問い合わせください!
公式LINE:会員ページに登録リンクが貼ってあります
カタリバオンライン for Teens公式メール:katariba-teens@katariba.net
プログラム参加にあたって
カタリバオンライン for TeensではZoomを使ってみなさんにアクティブに活動して頂くために、パソコンからの参加を推奨しております。特に、GoogleスプレッドシートやGoogleスライドなどを使用するプログラムに参加する際は、パソコンでの作業の方がやりやすいと思います。もちろん、スマートフォン・タブレット端末からZoomで参加することも出来るので、安心してくださいね。
さあ、ここまで準備できた人は、あとはプログラム参加への最初の一歩を踏み出すのみ。
ただラインナップが豊富なため、どのプログラムから参加すればいいか、迷ってしまう…そんなあなたにオススメなプログラムは「チュートリアル説明会」!
カタリバオンライン for Teensの説明から始まり、丁寧にプログラム紹介をしていく、あなたの「やってみたい」の実現をお手伝いする初参加者向けプログラムとなっています。是非参加してみてくださいね!
それでは、プログラムでお会いできることを楽しみにしています!
地元高校生が考える震災復興の現状と課題 機は熟せず|TCPライティングコース受講者課題
2021.08.02 UP
東日本大震災から早くも10年が経った、2021年3月11日。震災なんて、いつもは全く目にすることはなかったが、この日前後1週間は頭から離れないほどマスコミが騒いでいた。
津波で家族を失った方にインタビューする番組もあれば、震災とは全く関係ない関東の女性にインタビューし、なぜか被災者が「可哀想な人」扱いをされていた番組もあった。
「節目」が無ければ、震災なんて興味がない人は多いという事実を知った今年の3月であったが、現地の若者にはどのように見えたのだろうか。
復興なんて終わらない
宮城県にある名取市は2020年3月、流行していたコロナウィルスで世間が動揺が隠せないなか、ひっそりとHPを更新した。基盤整備を伴う復旧・復興事業が概ね完了したことから被災地初の復興達成宣言が発表されたのだ。
※引用元 宮城県名取市「名取市復興達成宣言について」より
名取市といえば仙台空港がある、仙台市のベッドタウンとして有名だ。近年では、東洋経済新報社が毎年公表している「住みよさランキング」2018において、名取市が全国で過去最高の総合3位の評価を受けた。東北地区では、2010年度から8回連続で1位に輝く成績も持つ地域だ。だが、果たして地域の若者は復興したと感じているのだろうか。そもそもこの発表自体を知っているのだろうか。
そこで、筆者は独自に現地の高校生300人を対象にしたSNSを用いたインタビュー、アンケートを行なった。
結果、約7割の高校生が「復興したと思わない」と回答した。さらに名取市が復興達成宣言を発表したことを知っているかアンケートでは、名取市が復興宣が発表したと知っていた人は5.6%と、全体の1割にも満たなかった。理由の多くは「復興の定義は人それぞれ」「人が震災前よりも減っているに、戻ったとは言えない」「他の被災地を見ても、名取市だけ復興が達成したとは思えない」などの辛辣な意見。一方で「復興は完成してないが、この調子で引き続き頑張ってほしい」「自分たち若者が何か率先したい」などポジティブな意見もあった。
このことからも復興は少なくとも今現在は終わっていない、というのが現地で若者が暮らして受ける一番の印象だ。
名取市の復興宣言に、未来の名取市を背負っていく若者の意見は含まれていないと感じざるを得なかった。
発表してしまった以上、復興宣言は取り下げられないだろう。また筆者がこの宣言に若者の意見が含まれていないと感じること自体、投票権のないものが後出しじゃんけんのように文句を言っているように感じる人もいるかもしれない。しかしこの状況になった以上、事実を知った筆者を含む現地の若者たちが地域のためにどう貢献していくのか、復興の先を作るかが、今後の重要な課題になると感じている。
復興で終わらないまちづくりに向けて
復興は「手段」であって「目的」ではない。これは今回の記事を書くにあたりインタビューした、県議会議員である村上久仁氏が仰っていた言葉だ。
では「目的」とは一体何なのだろうか。この問いに、絶対的な正解はないだろう。いろいろな見方があって、いろいろな考えや思想があるからだ。筆者はこの問の正解は「持続可能なまちづくり」だと考える。最近流行のSDGsにもある通り、どんなものでも持続可能を目指す時代になった。まちづくりも例外ではない。その場限りでは終わらない次世代にもつながる地域づくりが、少子高齢化の進む日本で求められている。ただこれを考え、行動に移すこそが被災地における今後の課題だと考えた。
では、どのようにして「持続可能なまちづくり」をするのか。いくつか例を挙げてみよう。
衰退しないフットボール
例えば、イギリス(特にイングランド)ではフットボールをする、観るために国内外から若者があつまることをいかして、まちづくりをしている。イングランドでは街中で試合映像が流れているなど、何をするにしてもフットボールが絡んでくる。これはフットボールというスポーツが衰退しない限り半永久的に経済と若者が潤うことを意味する。フットボールがこの世から衰退することはまず考えられない。
これは立派な持続可能なまちづくりといっても過言ではない。
話題性のある教育プログラム
※画像引用:しまね留学公式サイトより
島根県が実施している「しまね留学」も例に挙げるとする。
しまね留学とは、島根県外に住んでいる意欲ある中学生が、島根県の高校を受験し
入学し、島根県で充実した高校3年間をおくること。65才以上の人口割合が全国3位の島根県にとって一時的にも若者を呼べるこの政策は有用だ。また、そのまま島根に居続けてくれる若者もいるかもしれない。なにもしなければ0%だが、この活動をすることによって可能性は生まれる。
少子高齢化の中では目立った取り組みの一つだ。
このような成功例を見ても、どの地域でも真似できるものではないだろう。これからの被災地には、復興の後のまちづくりを見据える必要がある。加えて、これからの世代である若者に対してアピールすることが重要だと筆者は考える。
復興を達成するには、コミュニティー醸成や現地の持続性など課題は山積みだ。当事者である筆者含め、これからの日本を担う若者がどれだけ被災地を盛り上げられるか、地域を盛り返せるか、これからのアクションに注目していただきたい。
(執筆:7月期TCPライティングコース|高3・てるさん)
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【ライティングコース卒業課題まとめ】定期テストと丸かぶりの困難を乗り越え執筆した猛者たち
2021.08.01 UP
高校生のアウトプットをさまざまな形で応援する「Teens Creative Program」。その新コースとして2021年7月から新たにライティングコースがスタートし、中学2年生から高校3年生までの、8人が1期生として参加してくれました。
「伝わる文章を書く」ことを目標に、文章の設計図である構成作りから取り組んだ1カ月。文章の提出期間が、定期テストと被った人もいてなかなかに大変だったのですが、全員がしっかりと課題に取り組み、自分の伝えたかったことを届けたい相手を想って書き上げることができました。
今回は、掲載をOKしてくれたメンバーの文章をまとめました。
「私を変えた挫折と「校外活動」との出会い」 ももさん
挫折の経験をありのまま書いた、ももさんの勇気が宿る文章です。自分らしくいられる居場所の見つけ方のヒントになるかもしれません。
https://katariba-teens.online/1170
「結局「ヒゲダン」ってどこがいいの? Official髭男dismが多くの高校生を虜にしたワケ」 しーちゃんさん
人気バンドOfficial髭男dismの楽曲の魅力を、ファンならではの熱狂と、冷静な視点で語ったしーちゃんさんの文章です。客観的に書くヒントがたくさんつまっています。
https://katariba-teens.online/1174
「ボランティアは自己満足!?活動を通して大切だと思った心とは?」 テンさん
2021年7月期のライティングコース参加者の中での最年少だったテンさん。自分が大切にしている活動を「自己満足でしょ」と言われ、でもその言葉からボランティアとの向き合い方を真摯に考えた文章です。
https://katariba-teens.online/1223
「ストレス消える!運動音痴が運動好きになったワケ」 Mさん
読んだらきっと、たけまり様の動画を観ている自分がいると思われる、そんなMさんの文章です。まだまだコロナウイルスの影響で気軽に外出できない今。ぜひ読んでほしい一本です。
https://katariba-teens.online/1254
「聴いている間の主人公は私」 あいりんさん
あまり耳にしたことのない「空間音楽」をテーマに、その魅力や楽しみ方を自分の体験をもとに書いてくれたあいりんさん。今日のBGM探しにいかがでしょう?
https://katariba-teens.online/1260
「地元高校生が考える震災復興の現状と課題 機は熟せず」 てるさん
東日本大震災から10年経った2021年3月。名取市が出した復興達成宣言から、本当に復興したのか、真の復興のためには何が必要なのかを、自らアンケートやインタビューで調査をし言葉にしたてるさんの文章です。調査量にみんなが驚きました。
https://katariba-teens.online/1264
ライティングコースはこれからも開講されます!
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ストレス消える!運動音痴が運動好きになったワケ|TCPライティングコース受講者課題
2021.07.31 UP
みなさん、運動していますか?
私はつい最近までしていませんでした。そもそも学校の体育が苦手な私は、「自分は運動できない」と決めつけ、つい最近まで運動とは縁のない生活をしていました。でも運動するようになったら、毎日が楽しくなったんです。
私の高校には体育がない…はずだったのに!
私は今年の4月から、通信制高校に入学しました。今は週に1度だけ登校しているので、残りの週6日は自由です。しかも、なんと私の苦手な体育がない…!これほど嬉しいことはありませんでした。そう喜んだのも長くは続きませんでした。
ある日、こう思ったのです。
「最近、体がだるいなぁ…」
中学生の頃にはなかった、ズシーンと重い感覚。それに耐えきれずベットに横になり、スマホを触ってしまいます。そうすると、何もやる気が起きず、やるべきことに手をつけられなくなりました。そんな自分が嫌になり、でも何もできないから、「どうせ私なんて…」とつぶやくことが増えてしまっていたのです。
「たけまり様だよ!」
そんな調子が続き、ある日学校に行った時のこと。先生が朝の雑談で、私たち生徒にあるYoutuberの方を紹介してくれました。
「たけまり様だよ!」
そう言いながら見せてくれた画面に映っていたのは、宅トレYoutuberの竹脇まりなさんでした。竹脇さんは、音楽に合わせて運動することができる動画をたくさん投稿しています。短いものでは、2分で運動できるものもあります。
実は先生が紹介する前から、私は竹脇さんのことを知っていました。でも知っていただけで、実際に動画を見たことはなかったのです。
「先生も紹介しているんだし、一回見てみようかな。」
そう軽く思ったのがきっかけでした。
翌日、動画を見ながら踊ってみました。たった数分なのに、
「こんなにしっかり汗をかけるのか!体が伸びて気持ち良い!」
と、感動しました。そこから、どんどんハマっていき、今では毎朝欠かさず見ています。
たけまり様が、私の昼を救う!
竹脇さんのおかげで、毎日運動を継続できるようになった私。でも予定が詰まっていて、運動せずに朝を過ごしてしまうことがあります。そうすると、昼になってから体がだるくなってくるんです…。
ソファで寝ながら、私も中国の若者の間で流行りの、寝そべり族になろうかなぁと思っていたその時です。
「いや!まだ私にはやることがあるんだ!」
と、思い切って立ち上がり、しがみつくようにして、竹脇さんの動画を開いて踊りだしました。たけまり様が笑って動いているから、スクワットも苦しくない…!!
そんなこんなで、30分ほど動きました。気付いたら、ソファにいた時までどんよりしていた視界が、パッと明るくなったのです。それから、この勢いで課題も片付けよう!と思い、取り掛かりました。
体を動かせば、心も健康になる
竹脇さんの動画に出会ってから、苦手だと思っていた運動を毎日楽しく続けることができるようになりました。体の調子が良くなっただけでなく、心まで健康になったのです。今ではやるべきことも順調にこなし、毎日楽しく生活しています。もうすでに、竹脇さんの動画がなくては生きていけない体になってしまいました(笑)。
体を大事にすることは、心を大事にすること。私は高校生になって、初めてそれに気がつきました。
(執筆:7月期TCPライティングコース|高1・Mさん)
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ボランティアは自己満足!?活動を通して大切だと思った心とは?|TCPライティングコース受講者課題
2021.07.30 UP
皆さんは、ボランティアとはどういう行動のことだと思いますか?私が思うボランティアとは困っている人がいたら自分から助ける行動のことをいいます。
私はジュニアリーダーという子供会のサポートを中心としたボランティアをしています。この活動の中で私は「ボランティアは自己満足」という言葉を耳にした事があります。この言葉にボランティアをやっている多くの人は「自己満足じゃない」と否定するかもしれません。ですが、私は否定できませんでした。
なぜ否定できなかったのか…。その理由を改めてじっくり考えて見たところ、ボランティアをする上で大切にするべきことが見えてきました。
「楽しそう!」から始まったボランティア
私のボランティアスタートは、小学生のときに入っていた子供会でのゴミ拾いや廃品回収でした。それこそ最初はゼリーがもらえるからといった小学生らしい理由でやっていましたが、お年寄りの方や障害をもっている方とふれあいなどがあり「誰か困っている人がいたら助けなきゃ」という気持ちが芽生え始めました。
そして、実際にボランティアの団体に所属するようになったのは中学生になってからです。小学生の時に中高生のボランティアサークル「ジュニアリーダー」と関わる機会がありました。自分よりお兄さんとお姉さんの、ジュニアリーダーの第一印象は「笑顔や色んな人への思いやりがある人」でした。私はジュニアリーダーと出会ってから「私もあの人たちみたいになってみたい!めっちゃ笑顔だったし、楽しそうだな!」と思うようになりボランティアサークルの入会を決めました。
周りの笑顔がくれた、ボランティアのやりがい
ジュニアリーダーでのボランティアは、子供会の活動が中心です。イベントの開催や司会進行をして小さな子どもたちのお世話をします。
この活動の中で私は、話し合いで誰も立候補しなかったので司会進行役に立候補したことがありました。司会進行役はイベント開催までの話し合いで、自らが中心となり話をまとめ、参加者の安全を第一に考える、責任重大のポジションです。このときのイベントは、ゲームとチーム分け。私は後先考えずに行動するタイプだったので、立候補したときは具体的に何をするのかわかっていませんでした。私は、あまり話をまとめることが出来なかったので、「立候補しなければ良かった。」と後悔することになります。
しかし、先輩や同じ年のメンバーの協力を得てイベントを開催することでき、「自分が苦手なものでもやろうと思えば出来るんだ!」という気づきが生まれました。そしてイベントが終わったあとに小さい子どもたちの笑顔や「ありがとう!」と言ってもらえたとき、「ボランティアをしていて良かった!」と思うことができたのです。
ボランティアは自己満足かも…それでも忘れてはいけないこと
私はボランティアを通して子どもたちの笑顔とうれしい言葉をもらったと同時に、それらを届けることもできたと思っています。
とはいえやはり、「苦手と思っていたこと」を克服できたという「自分のメリット」を考えてしまうのも事実。また、ボランティアを始めたきっかけも「楽しそう!」とは別に「進学の時に有利になればいいな」という自分勝手な気持ちを少し持っていました。
だから
「ボランティアは自己満足だ」という言葉に共感してしまったのだと思います。
私はこの問いには答えが無いと思っています。自己満足じゃないと思う人がいても、自己満足だと思う人がいても良いと思います。ただ、ボランティアをする上で大事だと思っていることが、1つあります。それは「自分の周りの人を楽しい気持ちにさせること」。せっかく、ボランティアをするのなら自分の周りにいる人が楽しくなれる方が良いと思います。
(執筆:7月期TCPライティングコース|中2・テン)
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結局「ヒゲダン」ってどこがいいの? Official髭男dismが多くの高校生を虜にしたワケ|TCPライティングコース受講者課題
2021.07.27 UP
「Official髭男dism」(以下、ヒゲダン)といえば、誰もがその名前を1回は聞いたことがあるバンドだろう。
曲の雰囲気は好き、周りの人が聴いているから自分も、という人は多いと思う。しかし彼らの楽曲の「どこがいいか」をたずねられたら、答えに詰まってしまう人もいるのではないだろうか。そんな人たちに、彼らの曲がとにかく大好きな私が思う「ヒゲダンの魅力」を紹介したい。
ヒゲダンはなぜこんなにも売れたのか?
まず、音楽ストリーミングサービス「Spotify」が発表した「国内で最も再生された楽曲」、「国内で最も再生されたアーティスト」などのランキングを参考に、ヒゲダン、「あいみょん」、「YOASOBI」、また「瑛人」などの楽曲から「流行るJ‐POPの共通点」として以下の3つの基準点を設けた。
- トリッキーすぎない分かりやすい曲
- 曲の背景にストーリー性がある
- 最初のイントロで「続きが聞きたい」と思わせる曲
また、インスタグラムを通じて、高校生に「自分が思うヒゲダンのいいところ」を集めた。私自身の考えとインスタで集めた意見をもとに、ヒゲダンの曲が①~③の基準にどれだけ当てはまっているかを考えた。
①の「トリッキーすぎない分かりやすい曲」の観点では、髭男はダントツ。人には好きな歌声、苦手な歌声があるものだが、インスタでは「声が心地いい」「高音が綺麗で聞きやすい」など、歌声を評価するものが多くみられた。ボーカル・藤原聡さんの、王道で綺麗な歌声は、誰にでも親しみやすくいつまでも聞いていたくなる心地よさがある。これは流行った理由の中で特に重要なものであると思う。
また、「歌詞の分かりやすさ」も多くの人が好き好んで聞く理由として挙げられるだろう。詩は比喩を用いて作られることが多々ある。しかし、それらを多用しすぎたりあまりにも遠いものに例えたりすると、情景が伝わりづらい詩ができてしまう。ほとんどのヒゲダンの曲を作っている藤原さんの歌詞には、それがない。もちろん比喩表現は使っているのだが、驚くほどナチュラルで美しい。例として、「Trailer」という曲を挙げる。この曲には、「鉄塔」や「ゆっくり」「ぼんやり」などといった速度を表す言葉とともに「紺碧のカーテン」という言葉が効果的に使われている。この表現により、ある時間帯を表している。おそらく多くの人が「夜明け」だと感じたのではないだろうか。確かに比喩を用いているが、分かりにくいとか伝わりにくいとかは全くなく、誰の頭にも同じような情景が浮かび、それによって歌の世界観が深く印象付けられる。それが、藤原さんの書く歌詞の強みであり、また不思議なところでもある。
②の、「曲の背景にストーリー性がある」はヒゲダンの得意分野。ドラマ・映画ともに人気を博した「コンフィデンスマンJP」や、ドラマ「恋はつづくよどこまでも」など、これまで多くの人気作品の主題歌を担当してきた。作品と見事マッチする歌詞の中にはドラマの内容がギュッと詰め込まれていて、まるであらすじを読んでいるかのよう。特に歌詞が作品とマッチしている曲は映画「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」の主題歌「Universe」。Bメロの「伸びた(のび太)」やサビの「零点」など、歌詞の中に自然にドラえもん要素が取り込まれている。
また何かの主題歌として書かれていないものの、曲自体が一つの物語になっているものとして「115万キロのフィルム」が挙げられる。この曲は、恋人との生活を一つの映画にしていくことが主題となっている。ちなみに、題名の「115万キロ」にはとても重要な意味が込められている。映画のフィルム80年分は約115万キロ。人生を80年と仮定すると、この曲にはそれ分のフィルムを用意して、彼女との思い出をそこに収めていきたい、ずっと残しておきたいというテーマが隠されている。歌詞だけでなく題名にも深い意味があると思うと、よりヒゲダンの魅力を感じざるを得ない。
③の、最初のイントロで「続きが聞きたい」と思わせる曲とは、イントロの部分で曲の雰囲気を掴め、世界観に引き込まれる曲をさすと思う。CDを買わずとも曲が聞ける今の時代、イントロの時点で聞く人の心を掴むことは「流行る」ための大前提である。①の項目にも共通するが、ヒゲダンはほとんど全部の曲において、誰が聞いても伝えたいことが分かりキャッチーで、かつシンプルだ。それはサビだけではなく、イントロから当てはまる。例えば、「イエスタデイ」のイントロでは秒針という具体音(本来楽器ではないものの音)を取り入れることで時空の移動を表していて、聞き手を「過去」へと誘っている。
この章では3つの観点からヒゲダンが流行ったワケを考えたが、ヒゲダンは①~③までの項目すべてにおいて当てはまっていると思う。よって、ヒゲダンが流行ったのは、
- トリッキーすぎず、シンプルで分かりやすい曲だから
- 曲の背景にストーリー性があるから
- 最初のイントロで「続きが聞きたい」と思わせるから
の3つの理由が主である。
誰もが引き込まれる魔法の世界「ヒゲダンワールド」
インスタで集めたヒゲダンのいいところとして一番多かったのは、「歌詞が共感できる」。高校生の心に刺さる曲として、「Stand By You」が好きだという声が多く上がった。やはり高校生には背中を押してもらえる曲が人気なようだ。また、「宿命」や「Laughter」も同様の理由で支持を集めた。
ここまで歌詞の良さを主に紹介してきたが、ヒゲダンにはライブにも魅力がある。私は先日、ヒゲダンのオンラインライブを鑑賞した。ライブだとピッチが上下したり、声が震えたりとCDやMVとは違う声や音になりがちだが、確かに藤原さんは声がブレたり本来の音からズレてしまったりすることがなかった。どんなシチュエーションにおいても自身の歌声を保つ、という藤原さんの魅力がより伝わってきた。
もし少しでもヒゲダンに興味を持った人がいたら、一度でいいから彼らの音源を聞いてもらえたらうれしい。そして少しでもいいなと思ったら、ライブや音楽番組での生のパフォーマンスを体感することもおすすめしたい。音源だけでは伝わり切らないヒゲダンの曲や藤原さんの歌声の良さが伝わると、私は信じている。
(執筆:7月期TCPライティングコース|高1・しーちゃん)
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しーちゃんさんが受講したライティングコースは、8月期も開催決定!
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小論文や読書感想文のコツを知る機会にもおすすめです。
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私を変えた挫折と「校外活動」との出会い|TCPライティングコース受講生課題
2021.07.27 UP
今、あなたには自分らしくいられる居場所はありますか?「あるよ!」「毎日楽しい!」という人もいれば、「自分を外で出すのが苦手でそういう居場所はあまりないかも」という人もいると思います。
私もかつては、自分を表現したり自分の意見や思いを人に伝えたりするのが苦手でした。
そんないわゆる「コミュ障」だった私ですが、あることをきっかけに人と話すことが大好きになりました。
それは「校外活動」です。
真面目で完璧主義だった私の挫折
私は中学生の頃までどこにも居場所を感じられずにいました。大好きな友達も家族もいるけれど、通っていた中学になじめなかったからです。そんな自分が嫌いで仕方がなかった私は、とにかく勉強をし続けました。勉強ができれば周りに認められると思ったのと、勉強ができる自分だけは私自身も認められると思っていたからです。
実際に中学生の頃は成績も良く、高校受験も第一志望の学校に合格することができました。このときはとても嬉しくて、ようやく自分らしくいられる学校に行けると大喜び。
しかし、高校一年の夏に私は体調を崩すことが多くなり、学校に行けなくなってしまいました。当然、授業に出ていない日が増えるので勉強も出来なくなっていきます。唯一自分が人に誇れる「勉強」という強みを失った私は自分に失望し、もともとネガティブだった思考のせいもあって、「勉強が出来なくなった自分の価値ってどこにあるんだろう」と自分の存在価値が分からなくなっていく日々がやってきます。最終的に、在籍していた全日制高校から通信制高校に転学しました。
「普通」の幻想に気づいた頃、校外活動に出会った
いざ通信制高校に転学してみると、髪をカラフルに染めていたり、各々の好きなファッションを満喫していたりする同じ高校の学生たちに私は衝撃を受けました。なにより一番驚いたのは勉強の面で、今までは「勉強が出来ないと死ぬ!」くらいに思っていた私が、「自分のペースで出来ればいいさ~」くらいの雰囲気の高校生達に囲まれたことで「なんだ、案外勉強が出来なくても生きていけるのか」と思ったのです。さらに多様性溢れる通信制高校で過ごしていくうちに、今まで自分が無意識に自らに課してきた「普通」のレベルの高さに気づきました。当時の私が考える「普通」は「良い高校」「良い大学」に入り、「良い会社」に就職するということ。特に私は「勉強以外は他の人より劣っているのだからせめて勉強だけでも人並み以上できないといけないと!」と思い自分で自分を追い込んでしまいました。きっとその苦しい思考があったから高校に入学して心がパンクしてしまったのでしょう。そして、「勉強が出来ないから、もう人生生きていけない」という訳ではないことを転学を通じて私は徐々に理解しました。
「せっかく全日制高校にいた頃より自由な時間が増えたのだから、他の高校生が出来ないことにチャレンジしたい!」
これは徐々に体調が回復した私に芽生えた思いです。ちょうどその頃、私は学校の近くの図書館で高校生向けのフリー雑誌と出会います。内容は芸能人の方や企業の社長へのインタビューから話題のアーティストのライブレポートまであり、どのページの写真も素敵なものばかり。「すごい、これが無料でもらえるなんて!」と感動していたら、最終ページに目が止まりました。
「あなたもスタッフになりませんか?」
この文章を読んだとき、「これだ!」と心臓が飛び跳ねたのを一年以上経った今も鮮明に覚えています。しばらく感じていなかったワクワクが湧いてきてとても嬉しかったことも。そして私はこのフリー雑誌のスタッフ活動を始めたのをきっかけに校外活動をスタートしました。
ありのままの自分を受け入れる
校外活動を始めて、自分の苦しい思考が少しずつ楽な考え方に上書きされていきました。例えば、私は他の人から嫌われることを過度に恐れていたのですが、校外活動で複数のコミュニティに入り様々な人と関わりを持つ中で人と話すことが楽しさを知りました。また、いくら自分が努力してもどうしても波長が合わない人もいるし全員に嫌われないことは不可能なのだということも。この時期はちょうど新型コロナウイルスが世界に蔓延し始めた為、活動はほとんどがオンラインでした。それがもどかしいという高校生もいましたが、インドア派の私にはとても向いていたのです。毎日のようにzoomで様々なオンラインイベントに参加し、遠く離れた初対面の人々と画面越しで出会うことは私にとって刺激的でワクワクの連続。その楽しさの虜になったからこそ私は今でもオンラインでの校外活動を続けています。始めた頃と変わったのはだんだんとオンラインでは満足できなくなってオフラインでの活動もするようになったことです。校外活動を始めて一番嬉しかったのは活動で出会った優しい方々のおかげで自分はありのままでいいんだと思えるようになれたことで、今は毎日がとても楽しく、ワクワクする毎日を送ることが出来ています。
それでも私は前を向く
転学を決めた時は本当にどん底にいる気分でした。でも、そこから私は変わることができたと今は思います。もし当時の自分に会えるなら「つらい決断だったけど、そのおかげで今の自分があるから良かったよ。ありがとう。」と伝えたいです。
私は今でも時々、どん底にいたときのような気分になってしまうことがあります。それでも、あの挫折と校外活動で学んだことがあるから前を向こうと思えます。それは、良いことにも悪いことにも必ず終わりがあり、どんなにつらい状態も永久には続かないということです。それから、ありのままの自分を受け入れてくれるあったかい人達が必ずいるよということも。
もし、今これを読んでいるあなたが「どこにも居場所がない」と感じていたら一度いつもの場所から出て、今まで行ったことのない外の世界に足を踏みだしてみてはいかがでしょうか。例えばSNSで同じ趣味の人と繋がったり、お気に入りの本屋さんや行きつけのカフェを見つけたり、新しく習い事を初めてみたり。もちろんこのカタリバオンラインで遠く離れた同年代の人と繋がってみることもひとつの選択肢です。もしかしたらそのひと絞りの勇気があなたらしさを大事にすることや、大好きな人々との出会いにつながるかもしれません。きっと誰にでも居場所はあるし、自分らしくいられる居場所があるはずです。
(執筆:7月期TCPライティングコース|高3・もも。)
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ももさんが受講したライティングコースは、毎月開催予定!
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『ほっと一息、本を味わう会』のんびり読書で癒しのひとときを|プログラム紹介
2021.05.12 UP
学校の勉強や部活、友だちとの時間、予習復習など、なにかと忙しい日々を送っていると、本は好きなはずなのに読書を億劫に感じてしまう、むしろ読書に時間をとられてしまうと考えてしまうこともあると思います。
また読んだ後に「何か自分の糧にしなければならない気がして……」と、自分の中に何か学びがなければと義務感を抱いてしまったり、「“この時の登場人物の気持ちを○字以内で答えなさい”と問われている気分になる」と、読書を勉強の延長のように感じたりしている人もいるのではないでしょうか。
読書は自分の中になかった知識や気づき、世界との出会いをくれるものです。ただそればかりが目的となることは、いつの間にか「本の世界に没頭する」「読書を楽しむ」ことを忘れてしまうことにも繋がっているかもしれません。
2021年5月15日(土)13:00~14:30に開催されるプログラム『ほっと一息、本を味わう会』では、忙しい日々で忘れがちな、本を「ただ読む」「じっくり味わう」贅沢な時間が過ごせます。
縄文時代にタイムスリップできる!? 今回の味わい本
今回の味わい本は、『遊動する生~ちょうどいい自由をさがして~』。
“本書では、現代とは異なる縄文の思想に考えを巡らせてみたいと思います
※遊動する生~ちょうどいい自由をさがして~ はじめにより引用”
どうやら、遥か遥か昔の縄文時代の思想に触れられる本のようです。その当時を生きた人たちの頭の中に考えを巡らせるなんてことが、可能なのでしょうか。
この本を読めば、縄文時代へタイムスリップした気分も味わえるのではないか、と期待してしまいます。
ゆったり読書で湧き上がる自由な発想を楽しんで
『ほっと一息、本を味わう会』の読書では、何か正解を見つけなければならないことも、学ばなければならないこともありません。ただじっくりと味わうだけで大丈夫です。
この普段なかなか取れない癒しの読書時間は、もしかしたらいつも以上に素直な自分の感情や発想を引き出してくれるかもしれません。
本はインターネット上で読めるようにしてあるため、購入する必要はありません。
のんびり縄文人の思想に触れて、日常から離れてみる時間をとってみませんか?
○プログラム申込はこちらから
https://katariba-teens.online/173
プログラム詳細
■登壇者
吉田大樹さん(株式会社タイムラグ代表、読書サービス「リベル」主宰)
■どんな学びがあるか?
・自由についての考えが深まる
・いまの自分の気持ちと向き合うことができる
■こんな人におススメ
・毎日忙しくて自由を感じられていない
・歴史が好き
■当日の流れ
・自己紹介
・本の紹介
・読書
・感想共有
・総括
■読書本について
登壇者の吉田さんが運営している「リベル」というサービスを利用させてもらいます。
読書タイトル:遊動する生~ちょうどいい自由をさがして~ ※事前に読んでくる必要はありません
○プログラム申込はこちらから
https://katariba-teens.online/173